いかがなものか

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福岡伸一「動的平衡」

doutekiheikou
amazon.jp

「生命は機械じゃないんだから、壊れた部品を交換すればちゃんと動くって考え方はどうよ?」
という主旨の本です。
ES細胞やら遺伝子組み換えなど、昨今のバイオテクノロジーは
デカルト的な生命機械論に陥っていないかという問題提起を
素人にも解り易く解説してくれる面白い本です。

でも最後の方でライアル・ワトソンの「エレファントム」のお話が出てくるのね。
絶滅の危機に瀕した象が海辺の岸壁で鯨と対話するの。
伊藤若冲が好きな俺としては象鯨図屏風でうっかり感動しそうになるけど、
なんか俺の中で警報が鳴るんだよねー。
zougeizu_1zougeizu_2
と思ってるとロハス思考のお話で締めくくられるのね。
やっぱりなーと思いながらあとがきを見ると、これって「ソトコト」の連載がベースだったのね。
マガジンハウスの取材費で象買っちゃった編集者が作った雑誌。
坂本龍一と中尊寺ゆつこがNYからオサレなロハスを啓蒙したりしてたなあ。
そういえば中尊寺ゆつこの遺産を巡って遺族が泥沼の訴訟合戦してたよね。
象は戦わないらしいから、見習った方が良いですよ。
ELEPHANTISM


読み終わってから考えてみると、そもそもこの人の言ってる事は新しいのかなと。
シェーンハイマーの「動的平衡」なんて概念持ち出さなくても
「恒常性(ホメオスタシス)」って言えば済むんじゃないの?
ホリスティック医療で自然治癒力をどうたらと言ってヨガとか大麻始めちゃったりする人に近い気が。

あとジェームス・ラブロックのガイア仮説もちょっと思い出した。
黒いデイジーと白いデイジーの分布によって恒常性を保つ惑星のモデルを
彼はデイジーワールドと名付けた。細野晴臣のレーベルと同じ名前ですね。

【結論】
坂本龍一は細野晴臣の神秘主義への傾倒に反発してたはずなのに
最近YMOが活動再開したのは、そういうことなのかもしれない。
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  1. 2009/05/15(金) 20:42:43|
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  1. 2009/05/15(金) 22:19:18 |
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